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◆バナバ茶とは
バナバは,熱帯〜亜熱帯に広く自生するサルスベリ科の常緑樹で,日本名はオオバナサル
スベリという名前が付けられている.
花は薄紫色,20〜30cmの肉厚の大きな葉を付ける.
フィリピン,タイ,インドネシア等では千年以上の昔から,この葉を干してから煎じて
飲むと,糖尿病,肥満,高血圧,皮膚炎,便秘等に効果があると言伝えられている.
◆バナバ茶の効用
東北薬科大学の研究では血糖値300のラットにバナバエキスを投与すると150に下ったと
いう.どの成分が効くかはまだ研究中だが,フィリピン政府医療機関の研究によると,
バナバに含まれるグリコキニン配糖体が糖代謝ホルモンのインスリンと同様の働をする
といわれてる.低血糖の場合も必要以上に値を下げ過ぎるという影響は無く,血糖値が
正常の人が飲んでも体質改善,肌の調整糖の効果があるという.
またバナバ茶100g中インスリンの主成分となる植物性亜鉛が53.3ppm,まぐねしうむ0.60
3gと他のお茶と比べてミネラルバランスに優れ,カフェインを含まないので,これを飲
んでも眠れない等の不都合な作用はない.又,タンニンの含まれて利尿作用を促進し,
血液中のコレステロールを下げる働も持っている.味は緑茶に似た甘味があり飲みやす
い.
◆原産地フィリピンでは
初めて世界にバナバのデータが公表されたのは1986年,フィリピンの科学ジャーナル誌
におけるフィリピンゼネラル病院の医師達の報告がそれである。糖尿病患者に対して臨
床で使用した結果、55才フィリピン人主婦で血糖値310がバナバ投薬1週間後172に、2
週間後には142まで低下した例等が紹介された。また1〜2週間乾燥させたバナバの老
熟した葉あるいは果実20gの、20%に煎じた液100ccには、血糖を降下させるインスリ
ン7.7単位に相当する活性が発見された、と報告されている。1990年フィリピンの代表
的な新聞「マニラブルテイン」、「フィリピンスター」は”フィリピンの国家機関の科
学技術部はバナバ葉からインスリンと想定する物質を抽出する事に成功した”と報じて
いる。フィリピンではバナバから糖尿病治療薬を製造するとともに政府植物産業局では
バナバを”医薬用植物”と指定した。
◆バナバの今後
日本でバナバが注目されだしたのは、まだこの数年である。科学的な解明が進みつつあ
り、その良さが認められてウーロン茶のように市民権を得るのもそう遠くないであろう
。

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