Home ◆通販ご利用の手引き
◆買い物かごの確認
甘草
甘草;『神農本草経』の上品に収載
[起源]
マメ科のウラルカンゾウ(東北甘草)およびナンキンカンゾウ(西北甘草)の根及びストロ
ンを乾燥したもの。

[産地]
東北甘草;中国(東北諸省、河北、山西、内蒙古)
西北甘草;中国(甘粛、新彊省)
新彊甘草;中国(新彊省)

[薬理作用]glycyrrhizinの分解産物は生体の肝臓で有害産物と結合して解毒する。又gl
y-cyrrhizinは抗アレルギー作用があり皮膚科領域で応用されている。近年甘草エキス
、gl-ycyrrhizin及びおその分解物には抗炎症作用、副腎皮質ホルモン様作用の有るこ
とが明らかにされた。又glycyrrhizinの誘導体には抗潰瘍作用が見いだされた。甘草の
鎮痙作用はそのフラボノイド成分にある。その他甘草エキスには鎮咳作用、免疫抑制作
用等も報告される。

[薬効]
緩和、緩解、鎮咳、鎮痛、去痰薬として筋肉の急激な緊張による疼痛等の急迫症状を緩
解。胃痙攣、胃痛、咽喉痛、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、等にも対応する。
また、グリチルリチンの製造原料として需要が多く、菓子類や醤油の矯味原料ともされ
る。

漢方の部屋

一般医薬品解説&通販

処方解説

生薬画像

養生について

健康食品コーナー