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モロヘイヤ
元来熱帯性の植物。メーカーさんのうたい文句は、<<現代の野菜の中では、飛び抜けたビ
タミン、ミネラルなどの栄養素を豊富に含む文字通り"野菜の王様"。多量に含まれている
水溶性繊維(ヌルヌル繊維)が腸内をきれいにし、吸収されやすくなった野菜本来の栄養素
が徐々に体を正常な状態へと導いてくれます。>>以上です。ようするに、カリウム・カル
シウム・βカロチン・ビタミンB1・B2を多量に含む健康食品であるということです。
モロヘイヤの実について::H8年11月28日日本農業新聞記事に、長崎県中央家畜衛生所が
まとめた報告記事が載っていました。モロヘイヤの実から、強心作用の強い心臓毒<<スト
ロファンチジン>>が検出されたとのことです。<<ストロファンチジン>>は、ストロファン
チンの異性体ではないでしょうか。ストロファンチンは非常に頼りない記憶によれば、ホ
ミカの実に含まれていたような記憶があります。モロヘイヤの種がわかりませんので確か
なことはいえませんが、ゴマ科の植物のような気がします。以下新聞記事からです。  
 <<モロヘイヤの葉は、栄養価が高く、食用に使われているが、インド地方では実を下
剤として利用。ストロファンチジンは、キョウチクトウ科のストロファンツスという植物
の種子やキョウチクトウの茎葉などに含まれ、強心作用や利尿作用があり、アフリカでは
毒矢にも使われていたという。
 ◇モロヘイヤとホウレンソウの成分
   可食部100gあたり。
   モロヘイヤは国連食糧農業機関調べ。
   ホウレンソウは四訂食品成分表から
         単位   モロヘイヤ  ホウレンソウ
 エネルギー  kcal   73      25
 たんぱく質  g     3.6     3.3
 脂質     g     0.6     0.2
 カルシウム  mg    298      55
 鉄      mg     11     3.7
 カロチン   μg   6,400   5,200
 ビタミンB1 mg     −      0.13
 ビタミンB2 mg     −      0.23
 ビタミンC  mg     64      65


▼96/11/29  西部朝刊  30 頁  2社面  S961129M30--15
モロヘイヤの実で牛が中毒死 家畜衛生で発表会 【西部】
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 長崎県福江市の農家で飼育されていた成牛三頭がモロヘイヤの実を食べて中毒
死していたことが二十八日、長崎市で開かれた第三十八回家畜保健衛生業績発表
会で報告された。発表した同県中央家畜保健衛生所によると、モロヘイヤの実で
牛が中毒死した例は国内では初めてという。「葉は問題ないが、実は食べさせな
いように」と飼育農家に注意を呼びかけている。
[朝日新聞社]
                                         
                                            

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