オオバコダイエットって何 ?
このオオバコは、PLANTAGO種(オオバコ種)に属するのですが、日本で消費されるものは、
インド産の学名PLANTAGO OVATA FORSKALという植物のサイリウムPsyllium(種皮)です。
日本では、サイリウム.サイリウム種皮.プランタゴオバタ.プランタゴオバタ種皮と呼ばれて
います。また海外では、Psyllium.Psyllium husk.Ishabgul.Ispagola.Ispaghula(ペルシャ語
のイサゴールが有名)と呼ばれています。日本や中国で利尿 止血 鎮咳 の漢方薬として使用する
車前草(所謂オオバコ)学名 PLANTAGO ASIATICA L とは違い 便秘薬 瀉下薬として用いる
これは、種子の粘液質が水中で30倍以上に膨れてゼラチン質のゲル状となりゼン動促進性の
瀉下薬として作用するからです。
また柔化作用もあり激しい下痢に対しては、止瀉薬として働きます。
その他の用途としては、目の痛みを和げる洗眼剤、顔のパック剤の原料となります。
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<<<<<<<<日本の法規上の収載事項>>>>>>>>
「日本の天然添加物リスト」(日本食品添加物協会 厚生省食品化学課指導)には、増粘安定剤と
してサイリウムシードガムの名で収載「医薬品製造指針」に1回最大分量3.5g,1日最大分量10.5g
と記されている。
「日本薬局方」には収載なし
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サイリウム種皮の特徴(新食品開発用素材便覧より)
「サイリウムは、その特異な流動性及び保水性を利用して、種々の用途が提案されている
コンニャクの離水防止、ゼリー、水ようかん、プリン等のゼリー状食品の離水防止や食感の
改良に、味噌 錬りあん ジャム わさび漬け ハム ソーセージ類の離水防止として有効であ
る.................
サイリウムは、食品繊維素材としても極めて有用である。その重要な特性は、1)吸水作用
と膨潤作用 2)拡散阻害作用 3)吸着作用であり 整腸作用 血糖値抑制作用 血中脂質調
整作用 等について多く報告が成されている......」
安全性については、「サイリウム種皮において、現在使用されているレベルあるいは、将来
予想されるレベルで使用される場合、公衆にたいして危険を感じさせる合理的な根拠を証明
あるいは示唆する証拠は、認められない。」
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サイリウム種皮の化学構造
サイリウム種皮は、粒質物多糖体はキシランを主鎖として高度に分岐した構造をもつ。
則鎖は、アラビノース キシロース ガラクチュロン酸 ラムノースからなる。糖組成D-キ
シロース63.6% L-アラビノース20.4% D-ラムノース6.4%D-ガラクチュロン酸9.4%である。
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ダイエットの為のオオバコ(サイリウム種皮)の服用法(召上がり方)
成人1日1-2回程度、teaスプーン1-2杯(1杯は4g)をコップ1杯の牛乳または、
水に混ぜてお召上がりください。
上記の用法から見れば目一杯の量であるといえる
(素早くかき混ぜて硬くなるまでに呑むのがこつ)
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市場には、オオバコ種皮末500gが１パックで販売しています。価格は、１パック500gで\2
800-\4000ぐらいが相場のようです(TVでは\5000だそうです)
商品は不足ぎみで、日本産の車前草も何故か売れているようです。
購入希望される方は、オオバコ末と言わずにプランタゴオバタ末が欲しい言われたほう
が賢明でしょう。いろいろな商品があります。
