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アレルギーと食べ物
花粉症、鼻炎、喘息、蕁麻疹、関節炎、頭痛、疲労などは、現代の食生活と大きくかか
わっています。
ここでアレルギーの予防や治療を助ける食べ物について知り、体質改善に努めることが
アレルギー治療の第一歩となるため「食べて治す医学大事典」、「食生活を中心とした
健康づくり(永田良隆)」、「アトピー体質を治す生活読本(富所隆三)」、「ランド
ルフ博士の新しいアレルギー根絶法」、などを参考に日頃店頭で相談してきずいたこと
やこうしたらよくなったとおもわれる方法を私見を述べてみます。

 いまアレルギーの検査で解る直接の原因は、花粉、ハウスダスト、ダニ、食べ物、動
物などがあります。
日本においては、経済が急成長した昭和30年代からアレルギー患者の数が増え、此処数
年で小学校の3人に一人はアレルギーの経験者になっています。

 ここで昔日本人の食事に目をむけますと、朝は、御飯(麦飯)に味噌汁、そして漬物
や佃煮(小魚)。昼は御飯と味噌汁魚の煮付け、野菜の煮物。夜は御飯、味噌汁焼き魚
、野菜の煮物など、たまに焼き魚が鶏になったり、卵がついたり、魚の変わりに烏賊が
でたりしてしました。
このころは私の里には、こんこんと清水が湧き、咽喉が乾いたら清水で咽喉を潤した思
い出があり、清水の岩をひっくり返すと、沢蟹がでてきたり、水生生物が多くいた思い
があります。
いまその清水に行っても、汚い水しか湧いていません、蟹なども岩をなんぼ返しても見
当たりません、水が汚くなったのです。(生物が住めない水になってしまいました)

この水源は、近所の台地で市がポンプで吸い上げ各戸に配付してしますが、この水も昔
の美味しい水ではありません。
むかし各家は水道がないため、井戸を掘りましたが、なかなかいい水にはあたらず飲料
適をもらうために、この清水の水を持っていった人は何人でもでました。
水が悪くなったのです。
この水源の上は松や、樫、などの雑木林があり、そのほかは、すすきなどの草で覆われ
た場所が、ほとんど住宅地に変身し、下水が完備するまでは、浄化水槽で付近の川にた
れ流した結果だと思っています。

このような水質汚濁や、農薬の使用量の上昇、大気汚染、化学製品の普及、食品添加物
の使用量の上昇、輸入食品の増加、食生活の欧米化、生活洋式の欧風化、などが基礎的
な環境汚染を生み、日本人のアレルギー体質の人が多くでたように推測される。

特に食生活の変化で激しいものは、砂糖ならびに油脂(昭和30年代の約三倍)の使用量
の増加と各種蛋白質の増加が大きく影響しているように思います。

そこで食生活の見直しが体質改善の鍵というてんから話を進めます。

治療の第一歩は、毎日の食事に使われる食品のなかから、アレルゲンを見つけだすため
に一番アレルギーを起こしやすいものをまず辞めてみることから始めます。

そこでアレルギーを起こしやすい卵、牛乳、大豆油含有食品は食べない事から始めます
。
その間毎日の食事と自覚症状のメモからすこしずつ原因の物を絞っていきます。
食べていけない含有食品をならべてみます。

卵をつかった………卵焼き、茶碗蒸し、ハンバーグ、天ぷらの衣、マヨネーズ、ちくわ
  食品     やハンペンの練りもの、かまぼこ、天ぷら粉、液卵、ロースハム、
         菓子類はカステラ、ケーキ、ビスケット、プリン、パン、アイスク
         リーム、シュウクリーム、ホットケーキ、瓦煎餅、栗饅頭、白あ
         んの入った和菓子、砂糖を塗った煎餅
(傾向として顔や手の湿疹食べてすぐに赤くなる)

牛乳をつかった……牛乳、フォローミルク、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳、乳酸飲料(
   食品    サワー、ヤクルト、ジョワ、カルピス)、ヨーグルト、ミロ、ウエ
         ハース、チョコレート、キャラメル、バターボール、シャーベット
        (牛乳を含む)クリームシチュウ、ポタージュスープ、ホワイトソ
        ース、ピザパイ、グラタン、ラザニア、バター、チーズ、脱脂粉乳
       、乳清
(傾向として身体のざらざら、さめ肌様食べてすぐから2〜3日で悪化)

大豆油をつかった…油揚げ、生揚げ、カツ、コロッケ、フライドチキン、インスタント
  食品     ラーメン、油浸けカンズメ(シーチキン、オイルサーデン)、イン
         スタントカレールー、市販の天ぷら、ガンモドキ、大豆油(菜種油
         、天ぷら油、サラダ油、などは大豆油が混入している)、ポテトチ
         ップス、カール、エビセン、カリントウ、コーンフレーク、おから
         、マーガリン、大豆乳、フライしているナッツ類

(傾向として脂漏部に出、食べて3〜7日で赤くなり約一か月ほどかかって戻る。)

油に関しては、大豆油の混入してない油なら、いくら取ってもいいものではなく、アト
ピー性皮膚炎の人は、全ての油脂類に弱いため、天ぷらなどの食事はなるべく避け、で
きる限り油は使わないように心掛けてください。
日本油脂、ボーソー油脂、三育フーズ、日本食品などが販売している油は、大豆油の混
入試験をしていますので、これらの油を少なめに使用してください。

その他
◎お腹を冷やすと言われている果物の摂取の禁止
みかん、グレープフルーツ、伊予柑などの柑橘類、いちご、梨、柿、キーウイ、マンゴ
ー枇杷、ライチー、冷凍物の果物
果物で取っていいのは、りんご、ぶどう、バナナ、パイナップル、もも(できるだけ無
農薬のもの)
ドライフルーツは避けるように(プルーン、カンソウバナナ、レーズンなど)
◎加工されたトウモロコシ製品(コーンスターチ、コーンミール、コーンシロップなど
)◎人口着色料、人口甘味料、保存料を使った食品はとらないように。
◎漂白した小麦粉(パン、うどん、そば、スパゲッティ)
以上アレルギー用食品は、取り扱っている店が少ないため、3000〜4000円程まとめると
宅配していただける店をご紹介いたします。
また食べていい食品も以下に書きますが、やはりこれも人によってあたる方もいるので
食べておかしいときはご連絡ください。

アレルギーを起こしにくい食品(参考)


アレルギーを   あまだい、あなご、鮎、いさき、かます、さわら、鯛類、はも、鯉
おこしにくい   ふな、わかさぎ、鶏肉、野鳥の肉
食品       米、麦、小麦、薩摩芋、ジャガイモ、インゲン、カボチャ、京菜
         こまつな、ブロッコリー、にんじん、株、キャベツ、メキャベツ、
         葱、玉葱、白菜、大根、もやし、カリフラワー、蓮根、春菊、りんご         
         パイナップル、ぶどう、麸、麺類(防腐剤保存料の入っていないもの)
         とうがん

        

アレルギーを   日常生活にとっても差しつかえないもの
起こすことも   山芋、里芋、くり、銀杏、うど、ふき、くわい、茄子、高菜、鰯、
ある食品     マグロ、鱈、鰊、牛肉、鯨肉、馬肉、豚肉(肉類は脂身はなるべく
         切り取ること)、大豆、大豆製品、バナナ、トマト
         

体力低下時に   春や秋の季節の代わり目など、体力の落ちたときに、筍、ほうれん
そアレルギーを  う、椎茸、ごぼう、蕗の薹、わらび、ぜんまい、などのあくの強
も起こしやすい  いのは、取らないこと。
食品       鼻炎や、風をひいた時、下痢を起こしたときも同じです。
         これら以外に、海老、蟹、鯖、いか、貝類、サケ、さんま、そば、
         トウモロコシ、ピーナッツ、空豆、えんどう豆、なども体力低下時
         には取ってはいけません。

アレルギーの人は食べ物に非常に敏感です、そのため、以下のことも注意してください
。        
       1.食事に関しては鮮度の落ちるものは食べない。
       2.アレルギーを起こし易いものは食べない。(牛乳、卵、大豆油)
       3.野菜はかならずにる、蒸す、ゆでること。(焼いても可)
       4.食品添加物を避け、低農薬、無農薬、有機栽培のものをとること。
       5.油類は良くチェック(大豆あぶらの混入しない、新しいもの)
       6.ヒジキ、煮干し、ごま、干しあみ、焼きのり。しじみ、青のりなどを
        良くとること。
       7.油、蛋白質のとりすぎに注意。
       8.成長期のお子さんは、特に小魚を多くとること。
       9.食事は素朴食を心掛けること。あまり多種類食べないこと。
       10.なるべく生き水を使うこと。水道水の塩素の入ったものは避けるこ 
         と。
       11.魚介類を中心に海藻類、緑黄色野菜を豊富に。
       12.太陽時計で生活早寝(午後9時まで)早起き(午前6〜7時まで)を
         心掛けること。
        13.いつも心に太陽を日々明るく楽しく運動や遊びに、勉学、仕事や家事
         に励むこと。
                   14.汗をかいた後のスキンケアは忘れずに。
       15.飲酒、煙草は厳禁。
       16.テレビ公害の克服一日30分以内(ファミコン、コンピューターも
         駄目)
                   17.食事は同じものは、最低一週間あけること。
        回転食を目指すこと。

そのような食品と原因物質

ヒスタミン
なす、ホウレンソウ、トマト、エノキダケ、鶏肉、牛肉、馬肉

アセチルコリン
なす、トマト、筍、里芋、山芋、くわい、松茸、ソバ、ピーナッツ

セロトニン
トマト、バナナ、キーウイ、パイナップル

ノイリン
さんま、冷凍たら、塩鮭

トリメチルアミンオキサイド
カレイ、たら、すずき、たこ、アサリ、はまぐり、海老、かに

同じ子供でも体調により反応したりしなかったりするのが特徴
感染、寒さ、疲れがあるときに症状が出やすくなります。
食物アレルギー症状が強い子は十分注意これはRAST値3以上は注意
でも身体が元気なときには、これらの制限はいらないとおもいます。

参考「卵、牛乳、大豆3大アレルゲン除去!お母さんが作るアレルギーッ子の料理」
主婦と生活社のなかの横田和子東京女子医科大学小児科教授の文献
とのっていました。

アレルギーをおこしにくい食品 

あまだい、あなご、鮎、いさき、かます、さわら、鯛類、はも、鯉ふな、
わかさぎ、鶏肉、野鳥の肉、 米、麦、小麦、薩摩芋、ジャガイモ、
インゲン、カボチャ、京菜、こまつな、ブロッコリー、にんじん、かぶ、
キャベツ、メキャベツ、葱、玉葱、白菜、大根、もやし、カリフラワー、
蓮根、春菊、りんご、パイナップル、ぶどう、麸、
麺類(防腐剤保存料の入っていないもの)とうがん
         

アレルギーを起こすこともある食品
日常生活にとっても差しつかえないもの

山芋、里芋、くり、銀杏、うど、ふき、くわい、茄子、高菜、鰯、マグロ、
鱈、鰊、牛肉、鯨肉、馬肉、豚肉(肉類は脂身はなるべく切り取ること)、
大豆、大豆製品、バナナ、トマト
         

体力低下時に春や秋の季節の代わり目など、
体力の落ちたときにアレルギーを起こしやすい食品、

筍、ほうれんそう、椎茸、ごぼう、蕗の薹、わらび、ぜんまい、
などのあくの強いものは、取らないこと。

鼻炎や、風をひいた時、下痢を起こしたときも同じです。

これら以外に、海老、蟹、鯖、いか、貝類、サケ、さんま、そば、
トウモロコシ、ピーナッツ、空豆、えんどう豆、なども体力低下時には
取ってはいけません。

それと
油に関しては、大豆油の混入してない油なら、いくら取ってもいいものではなく、
アトピー性皮膚炎の人は、全ての油脂類に弱いため、天ぷらなどの食事はなるべく避け、
できる限り油は使わないように心掛けてください。
(てんぷらなど170〜180℃ほど油脂を加熱するとトランス型脂肪酸の発生が見られます)。
気を付けなければならないものは、トランス型脂肪(マーガリン、ショートニング)
是れは絶体とらないで下さい。

オランダではトランス型脂肪酸をふくんだ製品は発売を禁止している。

西ドイツではトランス型マーガーリンが発売された型と、クーロン病多発した時期と
一致したため其の有害性がいわれだしたため、疑わしきは使用せずといううことで
使われていない。

それだけでなく1.2.はプロスタグランジンの製造を妨げる働きがある。

プロスタグランジンは人体にとってなくてはならない局所ホルモン
(睡眠、生殖、発熱など)。

アレルギーで困っている方をみますと、これらを取っている方が多いのに
気がつきます。
だからわたしはケーキ、クッキー、パンこれらを取らないようにしています。

もちろん癌を気にする人、動脈硬化を気にする人のも当てはまります。

参考文献;脳細胞は甦る、三石巌、クレスト社
銀杏とサメと賢い食事、丸元淑生、新潮社

以上のことを相談客に話ながら理解していただき、アレルギーをなくすため、協力して
いただき完治まで持っていく例が多数あります。

またアレルギー症状がとれたら(人により一年から3年ぐらいかかりますが、治ってか
らは食事制限はほとんどいらなくなり、普通に食べてもまた出ることは、ありません)
ので安心して食事制限をしてくださいとつたえます。

また気を許し上記のものでアレルギーのものを食べたときには、ひどく悪化することも
伝えておかねばなりません。
それと学生に多いが、食事を食べ(アレルギー物質がはいっているとき)運動すると、
喘息様の症状が出たり、蕁麻疹が出たりすることもあるので、アレルギー物質の確定の
参考になることも頭にいれておかねばならない。

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