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◆芍薬甘草湯/芍薬,甘草 ◆/芍薬,甘草,附子 [目標]筋肉の攣急,とう痛が主目標である.多くは腹直筋の攣急を現す.また四肢, 腹部,腰背部の筋攣急ばかりでなく,胃痙攣,胆石・腎石せん痛,排尿痛にも奏効し, そのとう痛は筋肉局所のみの症状である事が多い. [応用]坐骨神経痛,腰痛,五十肩,筋肉リウマチ,脚気,胃痙攣,腸閉塞,胆石.腎 石せん痛,寝違えによる筋痛等にしばしば用いられる. また,排尿痛,気管支喘息,痔痛,膀胱痛,小児腹痛,下肢無力症,脚弱,不妊症等に も応用される. 本方に附子を加味したものが「芍薬甘草附子湯」である.本方の証で悪寒するもの,陰 虚証で冷を訴えるもの用いられる.脈は微弱で沈.
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