なぜ、生食か? |
生食は、生野菜、穀類、果物、海藻、茸などを加熱処理や加工、添加物を使用しないで自然のままに摂る代替食です。 |
アルカリの肥沃な地で育った穀類や野菜などは、強い生命を持った食物です。胚芽、酵素、葉緑素、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど自然の栄養が多量に含まれており、最良の栄養バランスを持ち、免疫力を活性化するとともに、再生力を高めて自然治癒力を活性化し、成人病をも予防する事を可能にしてくれる素晴らしい食品です。そして、生食人は火食人に比べて疾病発生率は10分の1とも言われています。 |
|
1.生食は生きている食事です。 |
生食には胚芽が生きています。生食が生きた食事になる一番の秘密は、玄米に含まれる胚芽にあります。胚芽は、芽が出る所です。しかし、通常我々が食べる米は精米する時に除去されてしまいます。玄米には、ビタミンとミネラルが胚芽に約66%、米糖に約29%含まれていますが、白米には胚芽と米糖が除去されているため、ビタミン、ミネラルは約5%しか含まれていません。 |
従って、生きた生命を摂取するためには、穀類は精米せずにそのままの状況で摂取するのが最良の方法です。 |
|
2.生食には葉緑素が生きています。 |
葉緑素は自ら栄養分を生産する緑の工場です。植物は光合成によりブドウ糖、タンパク質、ビタミンを作るなど、自ら栄養素を作り出し、生命を維持する上で葉緑素は大変重要な成分です。また、葉緑素は魚や肉の調理過程において発生する有害な物質を一緒に食べるだけで容易に抑制する事が出来ます。しかし、葉緑素は他の色素に比べて熱や水洗いで容易に破壊されてしまうため、熱処理せず、生で摂るのがもっとも望ましい。 |
|
3.生食には酵素が生きています。 |
酵素は、生命の誕生から成長、維持、消滅に至るまで全て関与している必須生命物質と言われています。体の中で起きる全ての化学反応の速度を早めてくれる物質であり、触媒です。酵素は、年を経るごとに体内の酵素が不足しがちになります。しかし、生きた生食を摂れば豊富に含まれている酵素が体内酵素を活性化させ、代謝が円滑に行われ、有害物質や老廃物が生成されないうようになります。また、酵素の補佐役であるビタミンやミネラルも充分に摂れるようになります。 |
|
4.生食には食物繊維が豊富です。 |
生食は植物の皮などをそのまま利用しているため、食物繊維を豊富に含み、体内の老廃物や毒素物質を吸着し、排泄してくれる掃除役と、血中コレステロール、重金属濃度も減少させてくれます。また、吸収性が高く消化管内で膨張した食物繊維は植物性食品を通じて摂取しますが加工食品からは摂取しにくく、米は精米しないまま、果物は皮ごと食べてはじめて、繊維質をたくさん摂取でき、加熱した場合より生食で摂った方がさらに多くの繊維質を摂る事が出来ます。 |
|
5.生食には食物活性栄養素(フィトニュートリエント)が生きています。 |
食物だけが持っている栄養素は健康を維持し、疾病に対する自然防御力を付与する予防医学的栄養素です。ベータカロチン、トマトのリコピン、豆のイソフラボン、緑茶のカテキンなどがあります。これらは、活性酸素、昆虫、バクテリア、ウィルスなどから防御、生命の維持の他、抗酸化作用によるガン、心臓病、老化などを防ぐ未知なる免疫物質と言われています。食物活性栄養素(フィトニュートリエント)を一番多く摂取できる方法として生食が一番と言えます。 |
|
6.生食にはビタミン・ミネラルが豊富です。 |
ビタミンは食物をエネルギーに転換させる人間の成長、疾病予防などの生命現象の維持を成す担い手で、生命に活気を与える物質です。本来、ビタミンは全て天然食品に含まれており、天然食品を摂っていればビタミンが不足することはありませんが、加工、調理過程においてたくさんのビタミンが破壊され、ビタミンを充分に摂取することが出来なくなっています。ビタミンを完全な形で摂るには、食品を加熱調理せず、丸ごと摂ることが必要です。食物は加熱処理も化学処理も全くせずに作られたビタミン豊富な食品です。 |
|
こんな方にお勧めです。 |
お肌のトラブルに悩んでいる人、疲れやすい人、集中力を求められる受験生、ストレスの多い人、栄養バランスの崩れている人、インスタント食品を好んで食べている人、朝食を食べない人、ダイエット志望の人などにお勧めします。 |