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健康ニュースNo.01|健康ニュースNo.02

健康ニュース

ガン治療の幅広がる

「ガン」増殖に必要な血管を抑制する!!新生血管阻害物質

 〜ガンの克服が世界の人々の悲願であるならば、「サメの軟骨」を一人でも多くのガン患  者方に知らしめる必要がある〜

 先日このような見出しのレポートが当研究会にFAXされてきた。発信元は米国の

Dr.レーンである。このメッセージの意味するものはただ一つ「ガン治療の決め

手はサメの軟骨だ」ということである。その内容の続きをここで紹介してみる。

ガン治療の決め手はサメの軟骨だ!

〜21世紀が新たな時代の幕開けになるならば、当然医療も進歩しなければならない。その場合の進歩とは、技術革新という意味合いも含まれるが、本当の進歩とは「良いものには率直に目を向けていく」ということではないだろうか。このことが変わらない限り医療界に新たな時代はないといえる。数十年まえの医療レベルを教育過程として学び、埃をかぶった古い知識に固執する体制を変えない限りは・・・。

 ここ数年、患者は、特にガン患者のガンと向き合う姿勢は確実に変わってきている。それは、病院の治療だけに頼るのではなく、自分で良い治療法を探す傾向にある、ということだ。私の開発した「サメの軟骨」の愛用者は世界中にいる。米国ではFDA(食品医薬品局)をはじめ、数々の病院で使用されているが世界の医療現場を覗いてみると、その数はまだわずかである。だが、愛用者は世界中にいる。頭の固い医師は認めようとしなくてもガン患者には認知されている証である。

抗ガン剤と違ってサメ軟骨は副作用がないことが患者に親しまれ、多くの方々のサメの軟骨でのガン克服事実が新たな患者にガン患者に勇気を与え続けているにも係わらず、その事実を目の当たりにしてきた多くの医師は口に指を突っ込んでいるだけであった。しかし昨今、サメ軟骨の「新生血管抑制」という抗ガン作用が、ようやく医学界で新たなガンの治療法として着目されてきた。

サメの軟骨の抗ガン作用を誰よりも早く研究してきた私の成果を患者だけではなく、各国の医学界が認めようとしているのだ。医学の先端をいく米国では、「新生血管抑制」というガンの治療法が、他の研究者からもその有効性が発表され続けている。「新生血管」とは読んで字の如く、新しい血管が生まれる、ということである。この新しい血管はガンの成長には不可欠なもので新しく生まれようとする血管の形成を制御させるのが「サメ軟骨」の抗ガン作用である。まずはこの治療について説明をしてみよう。

 

新生血管制御とは

 最近国内・外の医学界が最大に関心をもっているのが「新生血管抑制治療」である。ガン細胞は一定の大きさになると、ガン細胞独自に栄養・酸素を補給し成長をしていき、最近の研究で解明された。このメカニズムは・・・

 ガン細胞は特殊なシグナル(ホルモン)を近くの血管(正常血管)に送り、受信した血管は新たな血管(新生血管)をガン細胞に向けて送りこむ(生態反応)、そしてガン細胞はこれらの新生血管より充分な栄養・酸素を補給し成長を続けていくメカニズムが解明出来たのである。

新生血管制御とは、ガン細胞に送り込む新生血管を抑制することにより、ガン細胞に栄養を与えないことで衰弱・壊死させようとするのである。

この研究は米国を初めとし、日本でも多くの大学の研究所がさかんに研究をしている。

 私は1970年後半からすでにその研究をしており、サメの軟骨に新生血管を抑制するタンパク質が大量に含まれていることを発見した。その後、1982年に世界に向けて発表をした。

 

サメ軟骨の有効性

 新生血管抑制物質は現在、急速に研究が進められている分野の

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つである。しかし今もって「サメ軟骨」以外に商品化されないのは、副作用の問題からである。サメ軟骨はこれまで数々の動物実験や治験・臨床で素晴らしい成果を獲得し、FDA(日本の厚生省にあたる機関)のガンの臨床新薬としても承認されている。

 Dr.フォークマンの新薬の場合、NCI(米国国立ガン研究所)で再度動物実験を行った後にようやく実際の患者を対象とした臨床試験に入ることができる。海洋研究所のスクアラミンの場合は、主だった学会や機関での動物実験の成果発表は見当たらず、いま行われている臨床試験も経過観察という段階である。

 新生血管抑制の効果について、サメ軟骨はこれらと比べ先行しているだけではなく、自然物質100%という副作用の心配がない点でも優れているのである。

 

新生血管の抑制に多大な注目

 新生血管抑制物質を探すには、当然ガンの成長メカニズムを解明する必要があった。いまでこそ、ガンが成長する過程で血管新生という活動は明確にされているが、その過程はミステリアスそのもので、

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つ謎を解明する研究という作業が必要であった。私はそのガンの成長過程に注目すると同時に、それに即応した治療法の研究開発に携わり、その結果、今日多くのガン患者に愛用されている「サメ軟骨製剤」を開発したのである。

 では何故、サメの軟骨をはじめとする新生血管抑制療法がこれほどまでにも注目されているのか。その答えは簡単である。これまでの三大療法(外科的手術、放射線、化学療法)は全てガン細胞のみに眼を向けられていた。例え、これらの療法でガン細胞を摘出しても、焼き殺しても、化学的に処理しても、微細なガン細胞がまだ体内に残っていたり、再発したりすれば再び増殖・転移の恐れがあり、ガンを根絶させる根本的な解決とは言えないからである。また同時に身体にメスを入れる、放射線を照てる、化学物質を投与する、というリスクも背負ってしまう。

 一方、新生血管抑制療法は、これらの治療法のようにガン細胞のみに眼を向けたものではない。

 正常細胞が突然変異し発症していくガンは別名「新生悪生物」と呼称される生き物なのである。さらに都合の悪いことにこの厄介な生き物は正常細胞と違い、無限に成長しつづけようとするのである。成長することには非常に貧欲で、血液や酸素といった栄養分を補給するために周りにお金(新生血管因子)をばらまき(放出)、食料を運ぶために新しい血管(新生血管)を、無数に引っ張り込むのである。この新生血管は栄養を補給するだけではなく、老廃物を放出する役目もなす。

 分裂・増殖を繰り返し、周りの正常細胞を侵食しガンは肥大していき、やがて腫瘍と言われるまでに成長すると、新生血管を通ってガン自らが転移していく。ならば、ガンに栄養を与えなければ、ガン細胞を壊死させることができる。この理論を実践したのが、「新生血管抑制療法」なのである。いわゆるガンの長所(人間から見れば短所)である貧欲な成長を逆手取り、無限にガンを成長させずに兵糧攻めし、栄養を与えないことでガン細胞を衰弱・壊死させる。この治療法に取り組んでいる世界の研究者の発表をみてみる。

 

Dr.フォークマンの発表

 昨今、「ニュヘヨーク・タイムズ」がDr.フォークマンの研究を一面で報じたことを発端に、そのニュースはまたたく間に世界中に発信された。その内容とは「米国ボストン小児病院に所属するDr.フォークマンのチームがマウスを使った動物病院でアンジオスタチンとエンドスタチンという二つのたんぱく質を投与することによって、さまざまなガンを完全に消滅させることに成功した。」というものだ。

 Dr.フォークマンが実験に使用したアンジオスタチンとエンドスタチンは、人体のたんぱく質にごく少量含まれるもので、化学的に再現したものである。マスコミはこれに“新薬”と名づけ報道した。それは、この発見が今後のガンの治療に光明をもたらすことを悲願した表れであろう。

 実際、動物実験の内容には私も驚嘆した。悪性腫瘍(ガン)のマウスに新薬を注射したところ、わずか25日で人間なら1Kg近い重さにあたる悪性腫瘍が完全に消滅した、というからだ。しかし、いくら血管の形成を阻害するものだけを投与したからといって、これだけ短期間にこれだけのサイズの腫瘍を消滅させるということは、言い換えればこの新薬にはかなり強い化学物質が含まれているとも言える。その点をクリアすれば、夢の新薬の誕生と成りうる可能性を十分に秘めている。

 

海岸研究所の発表

 生物資源研究の最先端をいき、これまで2600を越える生物の研究を行ってきたハーバードブランチ海岸研究所(米国・フロリダ州)の抗ガン研究が日本のNHKで放送されたのは、昨年11月のことである。同研究所では世界各地の海洋生物の研究を行っているが、その中で副作用の少ない抗ガン剤として最も注目している生物が“サメ”である。私の著書『サメの軟骨がガンを治す』にもあるように、サメがガンにかからない、ということから同研究所のサメの抗ガン研究はスタートした。当然、私が十数年前にサメの研究に取り組んでいたときには、同研究所はサメに見向きもしなかった。

 それが昨年、同研究ではサメの臓器全てを調べ、その結果、肝臓から強い殺菌能力と抗ガン作用を持つ新しい物質「スクアラミン」を発見した、というのだ。NHKがとりあげたスクアラミンの作用とは「ガン細胞が新しい血管をつくるために新生血管因子を放出しても、スクアラミンがその作用を抑え、ガン細胞を兵糧攻めする」というものである。スクアラミンは現在、サンアントニオがん研究センター(米国・テキサス州)で、ガン患者26人に対し臨床試験を行っているが、その結果はまだ発表されていない。いずれにしても、予期せぬ副作用がないか、ということが焦点になっていることは間違いない。

 Dr.フォークマンの新薬にしろ、海洋研究所のスクアラミンにしろ、いずれも共通していることは、ガン細胞がつくり出す新生血管の形成を抑制させる“物質”に、着目しているということである。これは私が長い研究期間を経て開発した「サメの軟骨」と着眼点は同じものである。それが「新生血管抑制物質」である。

 

血管の入れ替えを防ぐ“サメの軟骨”

 新生血管の抑制によって、ガンがそれ以上増殖しないことは先に述べた通りである。しかし、サメ軟骨に含まれる新生血管抑制物質(タンパク質の種類)によって、すでにできている腫瘍がどのように退縮するのだろうか。この答えは、ガンの引っ張り込んだ新生血管は正常の血管と比べものにならないくらい、非常にもろいという事実にある。正常な血管は血管壁が三層構造となっているが新生血管の血管壁は一層しかない。

 そのため、ガンのつくり出した新生血管は消滅し、常にまた新たな血管が再生され、入れ替わっているのである。サメ軟骨に含まれている新生血管抑制物質は、この入れ替わるべき血管の新生を防ぐのである。その後、栄養の補給ができなくなったガン細胞は生育機能が止められ、増殖することができなくなる。また、転移しようにもその経路が遮断されているため、転移することもできなくなるのだ。

 

 

年間60万人(米国)もの死者を出す ガンに立ち向かう!!!

サメの軟骨の誕生

 私はサメの軟骨製剤の商品化に成功した。しかし、ここからが本当の闘いでもあった。商品化に成功したことにおごらず、さらに研究を続けていった。どんな薬も治療法もそうだが100%疾患を完治させるものはない。これまでの動物実験や治験でも100%完治は診られていない。そうなると後は少しでも腫瘍の縮小率や奏効率を高めていくことが課題となる。92年以降も治験や臨床を繰り返したのは、少しでもグレードを上げるためでもあった。結果94年にサメの軟骨に含まれるたんぱく質の有効成分を20〜30%アップさせた「サメの軟骨」を開発するに至った。

[サメの軟骨製剤誕生の足掛かり]

サメの軟骨製剤を開発して十年が経過しようとしている。試行錯誤を繰り返していた、1980年代にウサギやマウスを使った動物実験で、サメの軟骨の有効性に確信を得た私は、多くの研究者に語りかけ、医師たちともネットワークを作ることを心掛けた。医師たちの中には私の研究レポートを読んだ後、現代の医学が効果を発揮できずにいる領域に、サメの軟骨が利用できる可能性のあることを理解してくれた。

 80年代後半、理解を示してくれた医師はサメの軟骨のテスト製剤を、自分の患者に新しい治療法として施しはじめた。しかし、実験データーがわずかしかないものを治療に使うということは患者を実験台にすることを意味し、同意をしてくださった患者は手の施しようのない末期の方が中心であった。

 コスタリカ(南米)の社会補償病院では末期の胃ガン患者に手術不可能ということでサメの軟骨製剤を投与した。腫瘍がグレープフルーツ大もあることから医師はどんな療法をして施しても治る見込みはないと、判断していた。しかし、腫瘍は一ヶ月後には成長が見られなくなっていた。継続して、サメの軟骨を与え続けると、六ヶ月後にはグレープフルーツ大だった腫瘍がクルミサイズへと縮小した。患者は食欲も戻り、やがて身体も動けるようになって普通の生活に戻った。

 サメの軟骨への情熱とこのような素晴らしい結果とをもって、私は様々な医師を訪問すると同時に、一人でも多くのガン患者に提供できるよう、商品化することを視野に入れた。1991年、メキシコのコントレラス病院でガン患者十人に対し、治療実験の許可を得た。一人は実験から脱落し、一人は早くに亡くなったため、実際は八人の患者で行った。八人の患者は、全て末期と診断されていた方ばかりだった。しかし、数ヶ月の間のうち七人に30%〜70%の腫瘍の縮小が診られた。これはサメの軟骨療法(当時はそう呼んでいた)だけを施した結果であった。

 メキシコではDr.ザンツが行った治療実験の結果も、驚嘆に値するものであった。乳癌の末期ガン患者八人に、一日30〜60gのサメの軟骨を経口で与えた。三ヶ月の間に全ての患者の腫瘍が退縮した。何人かの患者の腫瘍を調べたところ、その内部がピンク色から灰色に変色していて、壊死の徴候を示していた。三例では腫瘍はゼラチン質のカプセルに包まれていたようになっていた。他の二例では胸部にくっついていた腫瘍が、そこから切り離されてふらふらと動いていた。Dr.ザンツは「胸部にあった腫瘍がそこから離されるということはごくまれで普通は離れずに胸の骨に食い込んでいくものだ」と驚きを隠せなかった。

 次にもつと具体的な驚く物語を紹介しよう。

 

そして奇跡ははじまった  ジョー.カーライトの例

 私は病院の研究所担当の医療技術者でした。数百名の医師を知っており、毎日彼らと仕事をしていました。1993年2月、右足のひざのこぶに気づきました。そのこぶがあったぐらいで、痛いこともなかったし、仕事やほかののどんな活動も中断せざるをえないようなこともありませんでした。ですから、そのこぶのことは無視していたんです。私は60歳、健康で、忙しく、活発でした。人生を楽しみ、自分の人生にとても満足していました。

 ところが、そのこぶがひざから鼠径部へと急速に広がっていたのです。すぐに病院の医師たちのところに行き、あらゆる検査を受けました。ガン(筋肉と骨につく柔組織肉腫)と知ったとき、私はわが身を医師の手にゆだねました。個人的に医師たちを知っており、また医学が与え得る最良の治療を受けることができると知っていましたから。彼らは私の面倒をよく見てくれました。そして勤勉でした。彼らは、マヨ・クリニック、クリーブランド・クリニック、スローン・ケッターリング、アンダーソン医学博士など国中の一流のガン・センターと協議してくれました。彼らは皆、病気の経過の展望と私の医師たちが勧める治療法に同意しました。

 1993年5月、私は非常に過激な手術“骨盤半分の切除”を受けました。すなわち、私の体の右後半身全部の切除です。私は30日間入院し、化学療法をまだ受けていました。とても痛かったのですがまだ希望はありました。でも8月には、まだ化学療法を受けていたにもかかわらず、腫瘍が2つもできました。今度は医師たちは私に放射線療法を始めました。それでも何らよい結果を得ることができませんでした。医師たちはついに、自分たちにできることはもう何もないと言いました。私は死ぬだろうと。私の命は、あと2ヶ月〜4ヶ月、長くてもせいぜい3ヶ月〜6ヶ月だと言いました。希望を与えてはくれませんでした。私は自宅に戻り身辺を整理し、私名義の投資を妻の名義に変更し、葬儀の手はずを整え、死への準備をしました。

 最後の放射線療法と化学療法から1ヶ月後の1993年10月、大量の(顆粒状の)サメの軟骨(固定浣腸器により1日100g)の投与を始めました。余々に気分がよくなっていきました。1日20時間ベッドにいました。あまりにも弱っていて起きることができなかったのです。1994年8月までには、朝8時ころにはベッドから起きて午後11時ごろまで起きていました。定期的なCTスキャンを撮りに行ったとき、医師たちは驚いて「何をしているんだい?」と尋ねました。「腫瘍が半分に縮小したよ!」

 彼らはもう1度手術することについて話し始めました。でも、今度は拒否しました。実際、とても気分がよく、妻とともにフロリダに休暇へ行ったのです。4月に戻ってきてから、私は次のCTスキャンを撮りに行きました。今度は数人の医師たちが私の回りに集まってきました。きっと悪い知らせに違いないと思いました。「まだサメの軟骨を服用しているんですか?」彼らは知りたがりました。「ええ、それにビタミンと妻が採ってきたハーブも」。「さて、キミが何をしようがガンはもうなくなってしまったよ」。私はものも言えないほどびっくりし、興奮しました。気持ちを鎮め、神様に感謝するためにしばらく座っていなければなりませんでした。車を運転して家に帰れる状態ではありませんでした。妻と私は喜びと感謝の涙を流しました。

 

FDAの承認(アメリカ食品医薬品局)

 FDA、つまり米国政府の食品医薬品局は、どこの国でも見られるように自然の物質には好意的ではない。化学的に純粋なかたちにできないものの研究は、自動的に問題外とされる。だが、このような科学的に再現された産物はしばしば毒性や副作用を持ち、使用者にとって大きなリスクを伴う。通常製薬会社などの企業は、FDAの認可を得るために多額の資金を使わねばならず、それには最長で20年もの年月と、平均で250億円お金が必要だと、米国の調査機関は指摘している。

 このような体制をとり続けていたFDAが93年、私の開発したサメの軟骨製剤を研究用新薬として承認した。サメの軟骨100%という自然物質だけでつくられたものをFDAが承認した前例はなく、またお金の力以外でFDAが私の開発品に目を向けたのは、前年のキューバでの偉業や、メキシコなどでの治験成果からである。このような公平な目もFDAが持ち合わせていたことに私は大いに感謝した。

 翌94年にはガンの臨床試験薬としての認可が下り、FDAでの臨床試験はスタートし、現在も順調な経過をみせている。(注意・FDAが承認したものはサメの軟骨製剤全てに対してではなく、私が開発したサメ軟骨製剤のみである)

 

数多くのデーターが物語る「サメの有効性」

 92年キューバでの臨床試験は、瞬く間に世界中に知れ渡った。全米をネットしているTVの報道番組での紹介を機に、各国メディア(日本でもTBSや日本TV)で取り上げられた。

 このキューバの臨床試験には29名の末期ガン患者が登録された。私の開発したサメの軟骨製剤を投与したところ6名が短期間に改善を示し、16名が試験期間中(約4ヶ月)に改善もしくは臨床基準値を維持した。腫瘍サイズの縮小は前立腺では15〜67%、卵巣では15〜25%、胸部では最大50%が記録され、中枢神経系の腫瘍においても増殖の抑制が診られた。しかし、試験中に7名が死亡した。末期であるため、ガンの増殖の進行にサメの軟骨の有効作用が追いつけなかった、ということである。なお、29名は医師も見放した末期ガンであったにもかかわらず、改善の見られた14名はその後もサメ軟骨を使用し、2年後に私が訪れた時にも元気に生存、うち3名は健常者並みに回復していた。

 その後も治験・臨床は繰り返し、95年の米国自然医療センターでは約71%、97年の日本においても昨年、九段クリニック(東京)で胆のうポリープ患者6名のうち、わずか3ヶ月後には5名に縮小が診られ、肺ガンのケースでは2名中、1名が3ヶ月後に縮小、もう1名は縮小こそしていないものの腫瘍に成長は診られなかった。その他、ヨーロッパや中国でも現在サメの軟骨を使った治療が行われている。ちなみにポーランドでは昨年、サメの軟骨は医薬品として認可された。

 

サメの軟骨の歴史にまた1つのデーターが蓄積された

レーン博士の開発した「サメの軟骨製剤」の足跡―――。

この数字はこれまでのサメの軟骨の治療・臨床で獲得してきた数字と誤差はほとんど見られず、サメの軟骨のガンに対する有効性は充分に確立されたものといえる。また、使用期間が浅く効果不明と答えた方は約19%(約494人)だが、これはサメの軟骨を一回でも購入された方にもアンケートを実施したためこのような数字になったと言える。サメの軟骨は抗ガン剤のように化学物質を使用していないため、副作用の心配はないが即効性はなく時間をかけ徐々に作用していくものである。よって、この約19%は現時点ではまだ効果は診られていないが悪化もしていない。

 他方、効果なしと答えた方と重複する。それは効果なしと答えた方の大半が1〜2ヶ月でサメの軟骨の使用を止めているからだ。短期間の使用効果なし、との判断はとても残念な結果である。その他の約8%(約208人)は、動物(主に犬)がガンで使用、関節炎使用、末期ガンで死亡などが含まれる。サメの軟骨の使用前後の変化(下記参照)については、「体調がすぐれた」21%、「食欲が旺盛になった」19%、「再発が診られなくなった」13%、「腫瘍が縮小した」12%、「痛みが和らいだ」8%で、約73%の方が好転反応を感じている。この傾向は、米国キューバおよびメキシコとの調査結果とほぼ同様であり、サメの軟骨は、国が違い服用する人々が違っても効果はまつたく変わらないというのであり、サメの軟骨を服用した人々の73%の方が好転反応を感じるということは、医学的にみても驚異の数字であるからして、米国のFDAが副作用の全くない「抗がん剤」として認めたものと確信をしている。やがてはガン治療の主流としてみとめられることを1日も早く望まれる。

 

 

ガン細胞の増殖が抑制!!日医大が学会発表

「第22回日本比較臨床血液学会」日時 平成10年6月28日午前10時〜午後5時

 テーマ「ガン細胞の増殖に及ぼすサメの軟骨の影響」発表 日本医科大学実験グループ

「ガン細胞を消す新薬」

―――先年マスコミを震撼させた米国J・フォークマン博士が開発した新薬は人体に含まれるタンパク質(アンジオスタチンとエンドスタチン)を科学手的に再現したものですが、わが国においてもタンパク質に含まれる血管形成抑制物質を使用して、日本医科大学の動物実験から目を見張るデーターがでました。それはI.ウィリアム・レーン博士(米国)の開発したサメの軟骨が、ガン細胞を投与したサメの軟骨は唯一、FDA(米国食品医薬品局)で、承認されたものです。

 この動物実験の結果は、「第22回日本比較臨床血液学会」で日本医科大学から口演発表され、多大な反響を頂きました。

{発表内容}この動物実験は次のように行いました。

 マウスのガン細胞を実験マウス(ddy系雄マウス)に投与し、3つのグループに分け、観察を行った。第一グループのマウスには普通の餌を、第二グループのマウスにはサメの軟骨を1%混ぜた餌を、第三グループのマウスにはサメの軟骨とアガリクスの調合品を1%混ぜた餌をそれぞれ与えガンの腫瘍サイズを測ってみた。

 サメの軟骨及びアガリクスとの調合品を混ぜた餌はガン細胞を投与する3週間前から与え続けた。それは、ガン細胞を投与されたマウスは1ヶ月から1ヶ月半で死んでしまうため、ガン細胞の投与と同時にサメの軟骨を与えると、サメの軟骨が有効的に作用する前にマウスは死んでしまうことになるためである。(サメの軟骨はこれまでの数々の臨床・治験例からも通常、体内のガン細胞に対して退縮作用が見られるのは2〜3ヶ月目からと報告を受けている)前項や上記の表からも判る通り、普通の餌を与え続けた第一グループのマウスの腫瘍は一週間、二週間、三週間と経過するにつれ、腫瘍が大きくなっていることが判る。この第一グループのマウスの腫瘍サイズがデーターを見るうえでの基準となるが、これは自然に発症したガンと違い、かなりのガン細胞(しかも増殖の早い)を植えつけたため、一週間で早くも肉腫計測で63×80mmのサイズとなっている。二週間目以降の成長過程を見ても、これは人間に例えるならば、末期に近い進行ガンである。

 

 サメ軟骨を混ぜた餌を与え続けた第二、第三グループのマウスの腫瘍は第一グループ

 の腫瘍に比べ、明らかな増殖抑制が観られる。表中の腫瘍サイズの数字は1グループ

 5匹のマウスの平均値であるが、第二、第三グループのマウスの中にはほとんど腫瘍

消えたマウスもいた。

 

自然物質を使った動物実験でこれほどの成果を示したものは他にあっただろうか。

 記載した表は第五週目までだが、観察は第八週目まで続けた。第七週目までに第一グループのマウスは半数が死亡したが、第二、第三グループのマウスはすべて生存した。体内の組織を比較するため、第一グループが死亡した第七週目で開腹しなかった第二、第三グループの残りのマウスは、それ以降も生存していた。

 ガン細胞は肉眼で計測できるように皮下に投与していたが、第一グループのマウスの腫瘍は開腹の結果、腹膜からはみ出し腹中の臓器をも侵食していた。一方、開腹した第二、第三グループのマウスは腹膜を突き破ることなく、皮下にのみ存在した。

 

動物実験のまとめ

〔目    的〕

  ガン細胞は新生血管を形成し、自らの栄養補給や転移を引き起こす。

   サメの軟骨には抗脈管形成成分が含まれているため、ヒトのガン予防や治療に利用する試みが続けられている。サメの軟骨は、タンパク質である有効成分を破壊しないよう特殊な方法で精製したサメの軟骨由来の健康食品である。今回、腫瘍の増殖に及ぼすサメの軟骨の影響についてマウスを用いて検討した。

 〔結果・考察 〕

   コントロール群とB群とガン細胞接種前の飼料の摂取量には差がなかった。ガン細胞接種1週後から、両群のマウス鼠径部に肉眼的に観察できる腫瘍が形成された。その大きさは実験期間を通じてB群の方がコントロール群に比べて有意に小さかった。コントロール群の4週後の摂取量は、ガン細胞接種前より有意に低下していたが、B群ではガン腫による摂取量の低下は認められなかった。7週後にはコントロール群の半数が死亡したが、

B
群には死亡個体は見られなかった。

   

 以上の成績から、サメの軟骨は腫瘍の増殖を抑制し食欲を維持することによって、延命結果をもたらすことが示唆された。

 

 この度の実験は普通の餌のマウスと、サメの軟骨を混ぜた餌のマウスを比較することを目的としていたため、8週目以降の観察は行わなかったがI.ウィリアム・レーン博士の精製したサメの軟骨に増殖抑制効果が如実に観られたことは確かなことです。

 なお、この動物実験に使用したサメの軟骨は先頃マスコミを震撼させた米国でのマウス実験によるガンの新薬と同様な血管形成抑制療法に即したものと言えます。

 

〔サメ軟骨製剤開発者 レーン博士のコメント〕

日本医科大学実験グループスタッフの方々には、大変感謝をいたします。私は日本の医療は世界においても優秀であり、世界中の医療界常に注目されていると思います。日本でサメ軟骨製剤に注目をしていただき、研究発表されたことは、私のサメ軟骨製剤に関しての永年の研究が正しかったことをアメリカだけでなく日本においても立証され、大きな自信になりました。また、サメ軟骨製剤には3〜4つの有効的なタンパク質が存在します。そのタンパク質が新生血管を抑制しているのです。では、そのタンパク質が何かと言われるとまだ解明されていないことが多々あります。かのニュートンはリンゴが落ちてから、その理論を確立しました。私もまず世界中のガン患者に大きく貢献してからそのメカニズムを解明したいと思います。しかしサメ軟骨製剤を研究してはや9年目になり、私としてはそのメカニズムを解明する時期になったと思っており、私の国、アメリカではカリフォルニア大学と現在共同研究を推進しております。日本においても日本支社が日本医科大学研究グループを中心にプロジェクシを編成し研究しております。今回の研究発表はその第一弾ともいえるでしょう。ただし私はいかにサメ軟骨製剤がどのようにガン細胞に効果があるかというメカニズムの解明もさることながら現実にサメ軟骨がガンに効果があるということを大切にしたいと思っています。これからもっと実践的な研究をし、ガンで苦しんでいる皆様にもっと貢献すべき研究を同時に行っていきます。その研究の発表を随時していきます。どうぞ期待してください。

 

 

ガンは決して不治の病ではありません!!世界的生物学者Dr.レーンにQ&A

 

Q.「Dr.レーン開発のサメ軟骨製剤」でガンは本当に撃退できるのでしょうか?

A.どんな病気の治療法にしろ、100%というものはありません。それはガン治療でも同じです。私が言えることは、私の開発したサメ軟骨はその数字に限りなく近い、身体にやさしい治療法であるということです。これまでの数々の治験・臨床での腫瘍の退縮効果は70%以上の効果を獲得しています。この多くの方に共通していることは、私の開発したサメ軟骨製剤を信じ、ガンと闘う前向きな姿勢があったことです。私の開発したサメ軟骨製剤愛用者やこれから使用する方には是非、30%という数字を考えるのではなく、70%という数字に希望を持ち、継続することをお勧めします。

 

Q.継続することにより、確実に効果があるのでしょうか?

A.私の開発したサメ軟骨製剤はガン細胞に直接作用するものではなく、自然消滅し、また新たにつくられるガンの血管(新生血管)を阻止するものです。ですから、即効性はありませんが、継続することにより、確実にガン細胞を兵糧攻めしていきます。

   無数に張りめぐらされたガンの血管は順次自然消滅していきます。私の開発したサメの軟骨製剤を飲みはじめ後、例えば腫瘍の右側の一本の新生血管が自然消滅したとします。すると、その血管を引っ張り込んでいたガン細胞は私の開発したサメ軟骨製剤の作用で二度と新しい血管をつくることはできず、満足に栄養が行き届かなくなります。しかし、悪生腫瘍はガン細胞の集合体であるため、無数に張りめぐらされたガンの血管が機能しているところのガン細胞には栄養が行き届いています。

   私の開発したサメ軟骨製剤に即効性がないというのは、この機能している血管には残念ながら作用しないからです。しかし、私の開発したサメ軟骨製剤を継続することでやがては自然消滅していくガンの血管に再生活動は二度と訪れません。全てのガンの血管が自然消滅したとき、ガンは急速に衰退へ向かうのです。このガンの血管は一層でできているため自然消滅することは確認されていますがその寿命は(人間でも30代で亡くなる人もいれば100歳まで生きる人もいるように)まちまちです。腫瘍サイズやガン細胞の活性度合いなどにより、異なるのです。

   これまでの治験・臨床例では、平均すると腫瘍の退縮が診られはじめたのは3ヶ月から、4ヶ月くらいからです。しかし、退縮が診られたからと言って、気を緩めてはなりません。この時点でまだ機能しているガンの血管が数本でも残っていて、ここで私の開発したサメ軟骨製剤の新たな継続効果が発揮されるのです。ガンのケースにもよりますができるだけ長期間のご使用をお勧めします。

 

 

 

 

 Q.腫瘍を手術で摘出しましたがベネフィンを飲んだほうがよいのでしょうか?

 A.手術によって腫瘍を摘出したとしても私の開発したサメの軟骨製剤によって原発巣のガンを壊死させることができたとしても、ガンは俗にいう9年間再発・転移がなくて完治した、と言われる病気です。腫瘍が診られないからと言って私の開発したサメ軟骨製剤を飲まなかったり、中止したりすれば、また新たなガン細胞ができた場合、ガンは当然栄養補給のために新生血管を作り出し始めます。

   腫瘍が摘出できたからといって油断はできません。何故なら、検査機器では発見されない微細なガン細胞が残っていたり、また再発すれば、ガン細胞は命ある限り新生管因子を放出し続け新しい血管をつくり出すからです。このいたちごっこのような繰り返しにピリオドを打つにはやはり、私の開発したサメ軟骨製剤を飲みつづけることしかありません。

Q.ガンではない人が予防としてDr.レーン開発のサメの軟骨製剤を飲んでも副作用はないのでしょうか?

A.それは大丈夫です。私の開発したサメ軟骨製剤には身体に害を与える物質は一切含まれておりません。ガンは体内で10年から30年かけ増殖し、ようやく発見されるような病気ですから、誰しもがガン細胞を持っている可能性はあります。ガン細胞が例えなくとも、私の開発したサメ軟骨製剤を飲み続けることでいつ発生するか判らないガンを予防することも可能となります。

   またよく「正常な血管に作用するでは」と心配されておられる方もいますが、正常な血管というのは幼年期以降、つくられることはないのです。しかも私の開発したサメ軟骨製剤は血管に作用するものではありません。ガンの血管のように体内に不必要な新たにできた新生血管が再びつくられないように作用するものですから、安心してご使用下さい。また、私の開発したサメ軟骨製剤にはムコ多糖体やミネラルといった栄養物質も含まれているため、健康維持にも役立ちます。

Q.日本でもDr.レーン開発以外のサメの軟骨が発売されていますが違いがあるのでしょうか?

A.まず、サメの種類がまったく違います。永年に渡り世界中のサメを研究し最も効果が高いサメを厳選して、しかもそのサメの軟骨で最も効果が高い部位を使用しています。従ってそのノウハウは、私だけしか知ることの出来ないもので、日本の業者のみならず、世界中のだれにも、私の開発したサメ軟骨製剤以上の効果のあるサメ軟骨製剤は出来ないと確信しています。

Q.私は、3年間前にリューマチと医者からいわれ、数々の治療をしましたがあまり効果がありませんでいた。ところが友人からDr.レーンのサメの軟骨製剤を進められ、服用していたら長年の痛みがうその様にとれました。サメ軟骨製剤はガンの、特効薬と聞いていましたが、他にどの様な効果があるのでしょうか?

A.私はガンをこの世から撲滅するため、サメの軟骨製剤を開発し、さらに研究を重ねています。しかし新生血管が発生して、疾患する病には、効果があるという報告を聞いています。ただしサメ軟骨製剤は、ガンに対して効果を上げるものであり、他の疾患に対しては、現在研究中です。近々、日本の学会でのその研究効果を発表する予定です。とりあえず、私の開発したサメ軟骨製剤が「ガン」以外の病気に対する使用量を参考までに述べておきます。

 

サメの軟骨とアガリクスの相乗効果

    サメの軟骨とアガリクスの有効成分をそれぞれ抽出し、組み合わせることで相乗効果が生まれる。サメの軟骨の豊富なタンパク質やムコ多糖類=コンドロイチン硫酸や(細胞と細胞や、組織と組織を結びつけている結合組織の主成分となっているコンドロイチン硫酸は生態細胞に必要な水分を保持し、栄養代謝の環境を整える。病気の予防や回復など、免疫機能に重要な働きをもたらす)とアガリクスの豊富な多糖類(β・Dグルカン、α−グルカンなどの成分が、免疫機能に活力をもたらす)、はこれまでのガン治療に新たな道を開くものと確認できる。

  レーン博士が語るように、サメの軟骨に含まれる「血管形成抑制物質」は、新しくつくられた血管に反応するため、ガン細胞の居場所を素早く発見し、栄養の補給源である新生血管を遮断していく。

  そこで、いままで正常に作動していた栄養の補給や老廃物の放出ができなくなったガン細胞は、もがき苦しみ抵抗していくのだ。これが生体反応となり、その刺激をアガリクスの持つ多糖類によって、活性化されたマクロファージやリンパ球がシグナルとしてキャッチし、攻撃を開始していくのです。サメの軟骨だけでもガン細胞を壊死させる働きはあるが、アガリクスが加わること活性化された免疫機能によるガン細胞への攻撃作用も生まれ双方からの挟み打ちで有効な相乗効果が得られる。

  また、この二つの相乗効果はこれだけではなく、アガリクスの多糖類にサメの軟骨のタンパク質とムコ多糖類が付加されることで、その免疫賦活作用はさらなる飛躍を見せるのである

 サメの軟骨のガン治療への使用を先駆けたレーン博士は「サメの軟骨で驚くべき効果が証明されているが、これにアガリクスをプラスすることでさらなる効果が期待できる」と確信の弁を述べている。

  サメの軟骨にアガリクスをプラスするということは、つまり1+1=2ではなく1+1=5でもあり、1+1=10ともなりえる画期的な理論なのだ。この二つの相乗効果による成果は、96年の日本癌学会でも発表され、医学会に一大センセーションを巻き起こした。

  サメの軟骨とアガリクスの有効成分をまとめていると次のようになる

  1. サメの軟骨のタンパク質に含まれる血管形成抑制物質が、ガン細胞が成長していくための新生血管をブロックし、栄養の補給や老廃物の放出でき      なくなったガン細胞を衰退させていく。
  2. アガリクスの持つ多糖類が免疫機能の要となるマクロファージやリンパ         球を活性化し、自然治癒力を向上させていく。
  3. サメの軟骨もアガリクスも自然物質のため、副作用の心配がない。

 これらをそれぞれ解説してみる。

 

サメの軟骨が新生血管をブロック

 サメは約

4
億年前からその姿を変えず、今日まで生息している。これほど長く地球上に生存している理由は、どんな環境下でも適応できる体の構造や病気に対する抵抗力にある。サメはガンにかからない数少ない生物の1つである(ガンになる確立が100万分の1以下)

 それは環境的に恵まれた深海に生息するからではない。発ガン物質を入れたプールで泳がせたり、発ガン物質を浴びせてもサメはガンにかからない。血管機能のない軟骨が非常に多いことが、サメがガンにかからない大きな理由だ。血管のないところでは、ガンが発生しようにも発育していくためのパイプ(新生血管)をつくりだすことができない。たとえ、新しい血管が生まれたとしても、血管の形成を抑制させる物質がすぐに作用し、血管を遮断する。

 突然変異によって生まれたガン細胞は、赤ちゃんが母乳を必要とするように、栄養分を補給しなければならない。どんな生物にもいえることだが、栄養がなくては成長することはできないのだ。成長に対して非常に貪欲なガン細胞は毛細血管からガン専用の新生血管を無数に形成し、血液や酸素といった栄養分を取り込む傍ら、不要な老廃物を放出していく。そして成長していくのだ。

 ガン細胞にとっては成熟した血管よりも、新しくできる血管は、ガン細胞が血液循環システムの中に入り込み、転移を起こすための最適なルートとなる。さらに転移した先でガン細胞が生き残るためには、そこに新しい血管の形成を起こさねばならない。こうした転移は、最初にできたかン細胞の血管形成能力が高いほどおこりやすい。

 ガンを予防したり、ガンが我々の命を奪うのを阻止しえるか否かは、ガン細胞の無秩序な増殖を止められるか否かにかかっている。

 サメの軟骨に含まれる「血管形成抑制物質」は確実に新しい血管に作用する。血管形成抑制効果は、タンパク質の含有量が多いほど高くなる。サメの軟骨はタンパク質の宝庫だ。

 免疫監視型細胞が体内に異常はないかパトロールしているように、血管形成抑制物質は新しい不必要な血管はないか、監視機能の役割も果たすのである。血管形成抑制物質を投与することで、不必要な血管、つまりガン細胞がつくり出す新生血管を発見し、退治(ブロック)していくのである。

 

 

アガリクスが免疫力を向上

 生活環境の変化やストレス、加齢は、我々の持つ生体防御機能、すなわち免疫力、もっとかみ砕いていえば病気になっても速やかに回復し健康を保とうとする力にとても深刻な変化をもたらしてしまった。わが国は急速に高齢化社会に向かっているが、人間は年を重ねるごとに病気に対する抵抗力が低下し、疾患や不調から回復する力が低下している。いわば、病気になりやすくなるのだ。確かに、平均寿命は延び、死に直結していた病気(ウィルス感染症や結核など)を治す医療技術は目覚しく進歩したが、他方では免疫の低下に伴う病気の発生率の向上というふがいない現象が明らかになってきた。

 寿命が延びた裏で、ガンにかかる人も年々増えているのだ。

 加齢で免疫力が低下し、病気を患うと免疫力が低下し、入院すると環境の変化によって免疫力が低下し、ましてやガンに侵されると精神的に強烈なストレスとなり免疫力は低下してしまう。

 常に健康を保つには、免疫力の活発さを維持していかなければならない。また、何らかの原因で低下した免疫力は、それを正常に機能させるための努力が必要である。

 人類の敵である病気、殊にガンに侵された体は、普段ならほとんど問題にならない細菌やウイルスによって、重大な感染病に侵されてしまうという二次併発のおそれもある。それほど、ガンは我々の持つ免疫力を低下させていくのである。

これを防ぐための免疫を活性させていく物質の1つに、昔からキノコが取り上げられていた。キノコには炎症を抑えたり、また免疫を活発にする成分(β・Dグルカンやα−グルカンなどの多糖類)が含まれている。このキノコ類の中でも、最も多くの免疫活性成分がアガリクスである。

アガリクスはガンという敵の攻撃により傷ついた(低下した)リンパ球やマクロファージといった正義の戦死にエネルギーを与え、戦うための体力を回復(活性化)させる。さらに、団結し立ち上がった正義の戦士(リンパ球やマクロファージ)に、戦うための武器を補給していくのである。

増強された正義の戦士は、直ちにガンという敵に立ち向かい、総攻撃を開始しガンを退治していくのである。

このように、アガリクスは我々の持つ自然治癒力を高めてくれるのである。

 

 

主な抗ガン作用